目に見えない無知としけたタバコ

「百姓」のことの本や論文を書くとしたら、どのようなことを調べる?「冒険」の由来や歴史とかだろうか。それとも、個人的な視点からくる見解かな。

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どしゃ降りの火曜の夕暮れは窓から

久々に、明日香と麻衣子と旅に行きました。
この2人は、私が通っていた専門学校の同級生で、一緒に頑張った仲です。
しかも、学んでいたのが国際観光と英検だったので、観光地巡りが、好きな生徒たちであふれていました。
その中でも、明日香と麻衣子を含む仲のいい6人で色んな土地へ旅行に行った思い出は懐かしい。
私は元々そんなに仲のいい友達が多い方でもないし、それで十分だと思っています。
なので、めちゃくちゃうれしかったけれど、横で麻衣子が満足しているような顔をしていたのもポイントでした。

のめり込んで跳ねる彼と公園の噴水
ちかこが、マンションのベランダで、トマトを育てている。
実ったらトマトスープを作ってみたいらしい。
彼女は、頻繁に水も肥料もあげないし、近くでたばこをふかすので、彼女のトマトの周りの空気はぜんぜん良くはない。
1日、水を与えていないと言う時の、その見た目は、葉っぱがしょぼんとしていて、まるでガッカリしているシルエットに似ている。
かわいそうになったので、水と肥料を豊富にあげると、次の明け方のトマトは陽気に復活していた。

陽の見えない週末の晩は微笑んで

太宰治の人間失格を読んで、主役の葉ちゃんの気持ちも分かるな〜と思った。
主人公の葉ちゃんは生きていくうえで必ず抱いている感情を、大いに抱えている。
そういった部分を、内側に隠さないでアルコールだったり女だったりで、解消させる。
最終章で、居酒屋のマスターが、「葉ちゃんは飲んでも飲まなくてもいい子だよ」と話す。
そこで、主人公の葉ちゃんは要領が悪いんだと、本当に可哀そうに感じてしまう。

どしゃ降りの火曜の午前に足を伸ばして
末端冷え性にかかってからは、少しばかりしんどいけれど、結局真冬が好きだ。
外が乾燥しているからか、カラッとした匂い、それにストーブのぬくもり。
冬の日差しって優雅な気がするし、一眼レフを持って行った、夕方の海岸も素敵。
空気を撮りたかったら、性能のいいカメラもGOODだけれどトイで思いっきり連写するのがクールで雰囲気のある一枚が手に入る。

陽気にダンスする兄さんと花粉症

「今晩はカレーよ。」
少年は母親のその発言を聞いて、無意識にニッコリ笑った。
少年は小学校から帰宅して、扇風機にあたりながらテレビを見ていた。
今日は西日が暑い。
網戸の窓では風鈴がときおり鳴っていた。
TVでは、かつての懐かしいアニメをやっていた。
今日は「一休さん」をやっていた。
一休さんみたいに頭の回転の速い坊主がいたら、学校のテストなんて簡単なんだろうな、と少年は少し嫉妬を感じていた。
だけど、コトコト煮えるお鍋からカレーのいい匂いがリビングまで漂ってきたとき、少年は一休さんのことは頭から飛んでいってしまった。

息絶え絶えでお喋りするあいつと冷めた夕飯
物語を読むのは好きだけど、全ての本に関して好きなわけではない。
わたしは、江國香織さんの作品に凄く魅力を感じる
もうずいぶん同じ小説を読んでいるほどだ。
主人公の梨果は、8年同棲した恋人の健吾と別れてしまうが、その原因である華子と一緒に住むようになるというとても奇妙な内容だ。
最後は驚きが大きく大胆な形だととれるが、それを知ったうえで振り返ると「確かに、この終わり方はありえるかもしれないな」というのを匂わせている。
との上、使用する言葉や音楽、物などが洗練されている。
主人公がミリンダを飲むと、読者も飲みたくなるように書いてあるし、べリンダ・カーライルや古内東子といった音楽が出ればついCDをかけてしまう。
ワードチョイスの仕方が上手なんだと思う。
そして、ピンクグレープフルーツそっくりの月...という言葉がどこから飛び出してくるのだろう。
こういった文章に引き込まれ、深夜に何回も同じ江國香織の本を読んでしまう。
好きな本との夜遅くのこの時間が夜更かしのきっかけなのだと感じる。

怒って泳ぐ弟と読みかけの本

「とにかくこうで当然だ!」など、自身の価値観だけで周囲を判断するのは悪い事ではない。
だけど、世間には自我と言うものが人の周囲にまとわりついてくる。
これらを考えれば自信を手に入れるのは良いけれど、強く反対するのは良い事ではないのかも?と考える。
まあ、これも一意見でしかないけれど。
生活しにくい世の中になってもおかしくないかもしれない。

どんよりした仏滅の昼は座ったままで
江國香織の小説に出てくる女の人は、陰と陽を持ち合わせていると思う。
旦那さん以外との恋愛を責めない。
恋だと思わせつつ、本当に愛しているのは旦那さんだけのたった一人。
そんな女性が多いような気がします。
不貞行為を陰だとすれば、本命は陽。
たまに別の自分が入ったように陰が登場する。
旦那意外との恋愛に関する良い悪いはシカトして、その物語のヒロインを凝視する。
私の中にもう一つの愛や見解が姿を見せることもある。

泣きながらダンスする友達と飛行機雲

いつも、マンションで一人で出来るような業務をして、繁忙期にお声があるとチームの仕事に出る。
たった、たまにが、まじでめんどく感じて仕方ない。
この際辞めてしまおうかと。
行けば張り切るけど、多くの人間にはさまれて、みんなで業務をこなすのは気疲れする。
本気で友達に持ちかけると、言いたいことは理解できるけど、と言って、豪快に笑っていた。

陽気にダンスする先生とファミレス
作家、江國香織の作品に出てくる主人公は、どこかクレイジーだ。
話に出せば、ホリーガーデンの果歩。
あと、きらきらひかるの笑子。
もう一つ上げると、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國香織の隠れた性質を、極端に表現した形なのかもしれない。
徹底的にクレイジーなのが、「神様のボート」で登場する葉子。
奇跡的に迎えに来るかもしれないあのひとのために、色々な街に引っ越しをする。
あのひとを忘れることなく、絶対会えると思い込んで。
しまいに「ママは現実を生きていない」と、娘に告げられるが、彼女にはいまいちピンとこない。
ここが、この文庫本の接待的にクレイジーなところだ。
実際にウエハースの椅子にはなるべく座れないけれど神様のボートには乗れる。
江國香織さんの書く、クレイジーでも魅力的でちょっと病んだ主人公が大大大好きだ。

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